認知機能が低下している高齢者と同居した方がいいのか、悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
要介護度増えることで、同居者の精神的・体力的な負担は、どうしても大きくなりやすいです。
今回は、要介護2の祖母と同居してみてどうなのか、1日の流れを紹介しながらお伝えします。
平日は夕方から就寝前まで見守りがメイン
要介護2の認定を受けている祖母は、デイサービスに夕方まで週6で行き、月1でショートステイも利用しています。
デイサービスは、だいたい朝の9時過ぎ~16時まで。
なので、平日は1日こんな感じの流れで過ごしています。
06:00 起床
08:30 朝食
09:00 デイサービスに行く準備・送迎
15:30~デイサービスから帰宅
16:00 自室で休憩
16:30 ひ孫たちと遊ぶ(疲れているときは寝る)
19:00 夕飯
21:00 就寝
朝は割と調子が良いことが多いので、デイサービスのスタッフの方が迎えに来ると笑顔で出発します。
ただ、天気が悪いときやレクリエーションがあまり面白くなかったときなどは、帰宅時は調子が悪いみたいです。
そんな日は、「気分が悪い」「私は役立たずだ」など、マイナスな発言が多く、どんよりとした雰囲気に。
デイサービスで午前中はリハビリをしているので、帰宅後は転倒しないように見守りつつ、せっせと夕飯づくりをしています。
休日は午前中はゆったり午後はお出掛けのスタイルが定着
デイサービスは日曜日がお休み。
ということで、土曜日の夕方くらいから、どこか祖母はワクワクしているように見えます。
午前中は、ゆったりと朝ご飯を食べ、自室で朝からうたた寝したり、文字の練習をしたりと割と自分がしたいことをして過ごしています。
06:00 起床
09:00 朝食
09:30 自室で好きなことをして過ごす
12:00~外出(買い物など)
19:00 夕飯
21:00 就寝
片麻痺なので、買い物時は歩行器を持参。
車の関係で積み込みが難しい場合は、スーパーのカートを歩行器感覚で押して買い物を楽しんでいます。
要介護2の高齢者との同居生活はうまく外部サービスを利用して
要介護2の高齢者との同居生活は、大変なこともたくさんあります。
家庭内ですべて対応するのは難しく、仮にできたとしても精神的に大きな負担になるのは確かです。
長期的に同居生活を考えている人は、外部サービスをうまく取り入れることをおすすめします。

